- introduction
- 定期演奏会Aシリーズ 東京文化会館
- 定期演奏会Bシリーズ サントリーホール
- 定期演奏会Cシリーズ 東京芸術劇場
- 都響スペシャル「第九」(12/24)(12/25)(12/26)
introduction
ここ数日で気温が一気に冷え込み、天候と体調が全く追いつかない今日この頃如何お過ごしでしょうか。私は9月末から10月の頭に急性副鼻腔炎になり、鼻詰まりがひどかった。この記事書いている当時は鼻詰まりは治ったが、鼻水が喉に垂れ落ちた結果、痰が絡み咳が出る状態だった。(コロナではない)
そんなことはどうでも良いので、表題の内容を書くことにする。
それは、【都響】2023年度楽季ラインナップ発表!!
令和4年10月7日に発表された。もう来季のラインナップが発表されるとなると、そろそろ新年を迎え、今年が終わるのだと実感させられるところである。そんな私は、今期で早稲田大学大学院を修了することになるのだが、来季はそもそもコンサートに行けるのかすらわからない状況になってしまった。どこか寂しい部分がある。
でも、聞きたい演奏があることは良いことだ。以下、東京都交響楽団の2023年度楽季ラインナップを考察してみることとする。
定期演奏会Aシリーズ 東京文化会館
第975回定期演奏会:2023年5月12日(金)
【三善晃生誕90年/没後10年記念:反戦三部作】とのこと。そして指揮は、現バーミンガム市交響楽団首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーである山田和樹先生。合唱を伴う作品であり、どのような作品なのか見当がつかない。
聴いてみる価値は十分にある作品だろう。
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第979回定期演奏会:2023年7月19日(水)
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番は第1番と並んで有名な作品である。そして、一番は、リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲だろう。実際の登山をモデルに作曲した作品は、大編成な管弦楽を駆使して様々な場面を描いた作品である。大編成の作品を好む方々にとっては、とても楽しみなプログラムであることに違いない。
一番最初のウェーベルン:夏風の中で―大管弦楽のための牧歌もなかなか興味深い。「大管弦楽」と副題がついており、なかなか期待ができそうだ。
指揮者は、時に豪快な指揮をする都響首席客演指揮者アラン・ギルバートだ。
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定期演奏会Bシリーズ サントリーホール
第972回定期演奏会:2023年4月13日(木)
Bシリーズの幕開けは、マーラー:交響曲第7番ホ短調。都響といえば、マーラーであろう。それも、都響首席指揮者大野和士先生によるものである。都響と大野先生に基づくマーラーは日本の中でも間違いなくトップクラスに入るものである。きっと素晴らしいマーラーになるだろう。
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第978回定期演奏:2023年6月26日(月)
【ブルックナー生誕200年に向けて】ということで、待ってました!!ブルックナー:交響曲第5番 !!これは間違いなく、行かなければならない。ブルックナー:交響曲第5番といえばいかにもブルックナーらしい重厚さがたまらないのだ。以前、大阪フィルと尾高忠明先生の指揮で同曲を聴いたが、やはり何度演奏してももう一度聴きたいものである。
指揮は、マルク・ミンコフスキ。だいぶ間のことかもしれないが、コロナ禍になる前に来日予定だったが確かできなくなった記憶がある。思い違いかもしれないが、どのような演奏になるか楽しみだ。
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定期演奏会Cシリーズ 東京芸術劇場
第977回定期演奏会:2023年6月25日(日)
6/26定期Bと同演目
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第995回定期演奏会:2024年2月22日(木)
え!!?【インバル/都響第3次マーラー・シリーズ①】
これには驚いた。現在86歳の都響桂冠指揮者エリアフ・インバルが3回目のマーラー全交響曲を演奏するとな。その最初の曲が、マーラー:交響曲第10番 嬰へ長調(デリック・クック補筆版)は驚きでしかない。そして、世界のマーラー指揮者であるエリアフ・インバルのマーラー全交響曲を演奏するのは非常に楽しみでしかない。
マーラー好きの私にとってかけがえの無いものとなろう。エリアフ・インバルは前に述べたように現在86歳と高齢であり、体調に気をつけて全曲演奏を完遂していただきたいと心から祈る。
(2/17都響スペシャルと同演目)