- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 【都響】都響スペシャル(3月17日)
- 【ロス・フィル】ロサンジェルス・フィルハーモニック 創立100周年記念ツアー(3月20日)
- 【読響】第588回定期演奏会《第10代常任指揮者就任披露宴総会》(5月14日)
- 【読響】読響×アプリコ(6月29日)
- 【都響】第883回定期演奏会Bシリーズ(7月25日)
- 【都響】第885回定期演奏会Bシリーズ(9月4日)
- 【新日本フィル】ジェイド〈サントリーホール・シリーズ〉#609(9月5日)
- 【読響】第625回名曲シリーズ(9月20日)
- 【N響】第1920回定期演奏会プログラムB(9月25日)
- 【東響】ミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演(10月5日)
- 【都響】第899回定期演奏会Bシリーズ(10月16日)
- 【ウィーン・フィル】ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019(11月11日)
- 【ベルリン・フィル】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演(11月2日)
- 【都響】都響スペシャル(12月14日)
- 【都響】都響スペシャル「第九」(12月24日)
- 2020年
2017年
【日本フィル】第695回 東京定期演奏会(11月17日)
日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者ピエタリ・インキネン。私が上京して初めて聴きに行ったコンサート。当時ピエタリ・インキネンは眼鏡をかけて指揮をしていた記憶がある。
ブルックナー交響曲第5番は壮大で素晴らしい演奏だった。
【ウィーン響】2017年来日公演(11月26日)
ウィーン交響楽団首席指揮者フィリップ・ジョルダン(当時)。初めて海外オケを聴きに行った時。ベートーヴェン交響曲第5番もマーラー交響曲第1番「巨人」も素晴らしい演奏であった。アンコールは、ヨハン・シュトラウスの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」と「雷鳴と電光」。
フィリップ・ジョルダン、バーンスタインのようにジャンプして指揮をしていた記憶がある。
2018年
【都響】第849回定期演奏会Aシリーズ(3月20日)
東京都交響楽団桂冠指揮者エリアフ・インバルのショスタコーヴィチ。
第1楽章の展開部「戦争の主題」は、超快速的テンポで戦々恐々としていたのが印象的。
【都響】第850回定期演奏会Bシリーズ(3月26日)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番は第2楽章がアンコールで行われた。
後半のベルリオーズ:幻想交響曲は金管楽器が華麗に鳴り響いていた。
この時、第3楽章冒頭のコーラングレ・ソロでお腹がなってしまったのは懐かしき、恥ずかしき思い出…。
【都響】都響スペシャル(3月31日)
シューベルト:交響曲第7番「未完成」とチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」という名曲コンビ。
特に、チャイコフスキー:交響曲第6番で第3楽章の終了時点で拍手が起きてしまうという珍事があった。勇ましく格好良いから終わりかと思うのはわからなくもないが、ちょっと勘弁して欲しかった。
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上記動画は、前日(3月30日)に行われた第851回定期演奏会Cシリーズのもの。
【都響】第851回定期演奏会Bシリーズ(4月10日)
マーラーを得意とする東京都交響楽団で、マーラーの大曲交響曲第3番。そして、大野先生もマーラーも得意のレパートリーの一つ。相思相愛のマーラー交響曲第3番は壮大であり、かつ、美しさを兼ね備えた名演だった。
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大野先生が語るマーラー交響曲第3番。
【ロンドン響】TDKオーケストラコンサート2018(9月25日)
ロンドン交響楽団音楽監督サー・サイモン・ラトル。そして、ロンドン交響楽団は世界のオーケストラの中でも5本の指に入る超名門オーケストラ。
マーラーを得意とするサイモン・ラトルであるが、マーラーの最高傑作とも評価される交響曲第9番は至高の時間であった。高級な音色を響かせるロンドン交響楽団も印象残っている。
そして、この日は私が20歳の誕生日であった。
素晴らしい誕生日プレゼントなった。
2019年
【都響】都響スペシャル(3月17日)
世界的なブルックナー指揮者であるエリアフ・インバル。それも、ブルックナー交響曲第8番ハ短調。これはもう楽しみ楽しみで、楽しみでしかなかった。おそらく、朝比奈先生のブルックナーを聴きにく前はこのような気持ちになったのだろう。もっとも、宇野功芳先生に叱られるかもしれないが(笑)
注目すべきは、第1稿ではなく、ノーヴァク版(第2稿)を扱った点だ。第1稿を扱う指揮者として著名なインバルだが、一般的に用いられるノーヴァク版(第2稿)を扱った点は注目である。
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【ロス・フィル】ロサンジェルス・フィルハーモニック 創立100周年記念ツアー(3月20日)
ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽監督グスターボ・ドゥダメル。世界で最も熱い指揮者でもあるドゥダメル。
ピアノはこれもまた世界的ピアニスト、ユジャ・ワン。ピアノ線が切れるほどの迫力に圧倒。
そして、ドゥダメルのマーラー交響曲第1番も個性的ながらも迫力満点の演奏だった。
【読響】第588回定期演奏会《第10代常任指揮者就任披露宴総会》(5月14日)
読売日本交響楽団第10代常任指揮者セヴァスティアン・ヴァイグレ。そして、初めての読売日本交響楽団。
好きな作曲家であるブルックナーの交響曲第9番であったが、第1楽章冒頭や第2楽章の迫力は凄まじく、サントリーホールの2階の一番後ろの席でも体の芯まで響いていた。
【読響】読響×アプリコ(6月29日)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番のソリスト・牛牛によるアンコールは、フランツ・リスト:パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」であった。まさかの曲に非常に驚いたことを覚えている。
一方、大友先生のブラームス交響曲第1番は大迫力であり、熱狂的な演奏に圧倒された。
【都響】第883回定期演奏会Bシリーズ(7月25日)
東京都交響楽団首席客演指揮者アラン・タケシ・ギルバート。快速的テンポのモーツァルト交響曲第38番と、自然豊かながらも壮大なブルックナー交響曲第4番。
タケシ君らしい、力強さも兼ね備えた演奏であった。
【都響】第885回定期演奏会Bシリーズ(9月4日)
9月4日はアントン・ブルックナーの生誕日。その前に、ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」は12音技法ながらも聴きやすく、ヴェロニカ・エーベルレの美しいヴァイオリンが響き渡った。アンコールは、プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2楽章であった。
ブルックナー交響曲第9番は第1楽章から大迫力であり、一方第3楽章Codaは極めて美しかった。
【新日本フィル】ジェイド〈サントリーホール・シリーズ〉#609(9月5日)
賛否両論飛び交う新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督上岡敏之先生。シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」は快速的テンポで爽やかに演奏された。
一方、ブルックナー交響曲第7番も爽やかで壮大に演奏されており、第1楽章冒頭は聴こえない程度の最弱音で開始された。
なお、この演奏はCD販売されている。
【読響】第625回名曲シリーズ(9月20日)
現代最高のベートーヴェン弾きと評されるルドルフ・ブッフヒンダーのピアノでベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番は優しく美しい響きだった。アンコールは、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」第3楽章であった。
一方、マーラー交響曲第5番は前半は良かったものの、第3楽章以降ホルンがミスを連発し非常に残念だった。
【N響】第1920回定期演奏会プログラムB(9月25日)
私の21歳の時の誕生日、そして初のN響。NHK交響楽団音楽監督パーヴォ・ヤルヴィ
ニールセン:フルート協奏曲のソリストは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者エマニュエル・パユだった。現在世界最高峰フルート奏者の演奏を聴けたことは非常に良い経験をした。
そして、シベリウス:交響曲第6番と交響曲第7番は続けて演奏された。
【東響】ミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演(10月5日)
東京交響楽団音楽監督ジョナサン・ノット。総勢約400人近くで演奏される大曲シェーンベルク:グレの歌。ノット先生と東響のコンビの凄さは前々から知っており、ついに生で聴ける日が来た。
春に大野@都響、カンブルラン@読響で本曲を演奏したが、聴き逃してしまいショックを受けていたが、ノット@東響で行うときいて真っ先にチケットをとった記憶がある。第3部の最後の大合唱はシンバルが打ち鳴らされるたびに涙が溢れ、実際に音楽を聴いてあそこまで涙を流したのは初めての出来事だった。
録音されているため、CD販売が待ち遠しい。
【都響】第899回定期演奏会Bシリーズ(10月16日)
東京都交響楽団終身名誉指揮者小泉和裕先生の70歳の誕生日の時のコンサートである。このプログラムを語る上で、作品の内容について説明しなければならない。
後半のプログラムである、ブルックナー交響曲第7番第2楽章において、尊敬していたリヒャルト・ワーグナーが亡くなったことを聞いて、付け足した葬送行進曲が含まれている。
そして、前半のプログラムである、ワーグナー:ジークフリート牧歌は、妻であるコジマ・ワーグナーの誕生日プレゼントとして作曲されたものだ。
それを当日70歳の誕生日である小泉先生が指揮するというプログラムなのだ。これほど深い意味が込められたプログラムもなかろう。
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この時、カーテン・コールの際、小泉先生は花束を受け取り、happy birthdayが華やかに演奏されたときつい涙を流した。
【ウィーン・フィル】ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019(11月11日)
ついに世界最高峰オーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を聴くときが来た。
指揮は、この年のニューイヤーコンサート指揮者を務めたクリスティアン・ティーレマン。そして、曲はブルックナー交響曲第8番(ハース版)。
私が最も好きな交響曲の一つであるが、それをティーレマン@ウィーン・フィルの演奏で聴けるとは唯一無二の機会だろう。第4楽章終了したのち、約10秒間ティーレマンは指揮棒を下さなかったが、その間フラブラやフラ拍も一切なかった。聴衆のレベルも高かったといえよう。
そして、アンコールは、ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」であり、ニューイヤーコンサートで取り上げられた曲だ。実質的にニューイヤーコンサートを実際に体験したようなものだ。
【ベルリン・フィル】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演(11月2日)
まさか、11月中に もう一方の世界最高峰オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を聴くときが来るとは思わなかった。さらに曲は、ブルックナー交響曲第8番(ノヴァーク版)。世界最高峰オーケストラで、同一のブルックナー交響曲第8番はすごかった。
指揮者は、巨匠ズービン・メータ。椅子に座って指揮をしていたが、最後の第4楽章Codaで立ち上がって指揮をしたときは目頭が熱くなった。ベルリン・フィル団員も驚いたようだ。
「メータのブルックナーは聴きに行く方が悪い。知らなかったとは言ってほしくない」と述べた宇野功芳先生の発言は撤回されることになろうほど、素晴らしい演奏だった。
2020年
新型コロナウイルスの影響で全く行かれず…。