シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)
1891年9月26日に当時ドイツ帝国領であったアルザス地方ストラスブールに生まれ。
1968年11月6日にアメリカのリッチモンドのホテルで心臓発作のため急逝。
カラヤンやベーム、バーンスタインと行った超有名指揮者より少し前の世代の指揮者である。もっとも、ミュンシュは以下のような側面を持つ指揮者である。
ミュンシュは、長い指揮棒を風車のように振り回す情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で高い人気を誇った。また、即興の名手であり、大の練習嫌いとしても知られている。仮に綿密なプローベをしたとしても、本番中悪魔のような笑みを浮かべつつ練習とは全く違う指示を出すことも多かったとも言われている。(Wikipediaより、下線部筆者)
上記のように「本番中悪魔のような笑みを浮かべつつ」のフレーズでどれほど凄い指揮者なのか想像が掻き立てられる。実際にものすごい熱量とテンションの演奏を繰り広げられるが、現在でこれだけハイテンションな演奏をする指揮者は存在するのか?
ハイテンション指揮者といえば、レナード・バーンスタインや、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーがあげられよう。
ミュンシュが来日した際、「君が代」を演奏したのだが、これだけでも十分な大迫力である。
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